Support復興・防疫支援

必要なのは迅速な行動、
できる限りの支援活動を

廃棄物処理というのは地味な仕事です。日々、街の廃棄物を収集し、処理をしています。
そんな私たちだからこそできることがあります。そんな時だからこそ、私たちにしかできないことがあると信じています。私たちのトラックや人がお役に立てる時には、迅速に行動させてもらっています。
これは後から聞いた話です。支援活動には多くの業種からも参加されていました。運ぶことは誰しもができたようです。そんな中、廃棄物処理業者が集めた災害廃棄物はしっかり仕分けがされていたため、その後の処理がスムーズに進んだそうです。人知れず見えないところで私たちの知識や経験が、少しだけ役に立ったそうで、不測の事態に行動できる会社であり続けます。

災害復興支援

東日本大震災復興支援(2011.4.26~5.5)

2011年3月11日に発生した東日本大震災。愛知県産業廃棄物協会を通して要請を受け、陸路は道路の混雑もありフェリーにトラックを載せ向かわせました。重機も使いましたが、ほとんどが人力での作業。すぐにコンテナにいっぱいになってしまうため、廃棄物置き場である公園や広場を何十往復もしました。本当に微力ながら片づけるということの支援活動しかできていませんが、「わざわざ遠くから来てもらって、ありがとうね」と地元の方に言っていただいた言葉がなにより、ありがたかったです。

2011年台風12号による三重県紀宝町土砂災害復興支援(2011.9.25)

2011年8月25日に発生した台風12号は、三重県南部に位置する紀宝町に大きな被害をもたらしました。この台風により、熊野川、相野谷川をはじめとする河川は増水、氾濫を引き起こし平野部は浸水、山間部では無数の土砂崩れ等を発生させるなど未曾有の被害をもたらしました。
愛知県産業廃棄物協会を通して要請を受け、地元との調整のうえ二次災害を防ぐため1ヶ月後に現地へ入ることができました。山間部ということもあり、車1台分の道を分け入りながら、重機やトラックを使い土砂を除去してきました。細かなところは人の手とスコップで人海戦術で行いました。

2019年台風19号による長野県千曲川流域災害復興支援(2019.10.26~11.1)

2019年10月12日から13日にかけて日本列島を襲った台風19号では、関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、河川の氾濫、決壊が相次ぐなど甚大な被害をもたらした。愛知県産業廃棄物協会を通して要請を受け、長野県千曲川堤防から2km離れた赤沼地区と豊野地区にて、重機やトラックを使い土砂の除去などを行いました。

防疫対策支援

平成23年に豊橋市内で発生した鳥インフルエンザに対して、行政と協力し防疫支援を行いました。平成27年には、埋却物の最終処分を支援。私たちの仕事が、地域の防疫対策にも大きな役割を果たせるのだと実感した出来事でした。